カットモデルさんと髪型の打ち合わせの際、どこまで短くできるか聞くとほとんどのモデルさんが
「あまり短くしたくない」
と言います。稀に髪型、髪の長さに拘りのない女性がいて
「短くしても大丈夫ですよ~」と言ってくれる人がいます。
そういう場合は遠慮なくベリーショートにさせて頂きました。
ちょっとやり過ぎかなぁと思う程短くするので、カットモデルさんも戸惑いますがモデル代を少しアップするなどして対応していました。
そのうち別の種類の女性がいることに気づきました。
大体仕上がりはかなり短いベリーショートにします。モデルさんが不機嫌になったり怒ったりすることは良くあることでこちらは慣れています。切ってしまえば後で文句を言われてもどうすることもできません。
ところが文句ではなく、もう少し短くしてくれとか刈り上げてくれという女性がいるのです。
後にこれが断髪願望のある女性だと分かりました。 この日の為に髪を伸ばしバッサリ短くするのです。
カットモデルを引き受けて思いのほか短くされたという話はよく聞きます。
一方美容室でベリーショートをオーダーしても「似合わないから止めときなさい」とカットしてもらえなかったという話もよく聞きます。刈り上げならなおさらです。
せっかくこの日の為に何年か伸ばした髪を中途半端に切られたら嫌です。
確実にベリーショートにするならカットモデルをするのがベストです。
それの上位に坊主願望の女性がいることが分かりました。
髪を切るという点では同じですがベリーショートにするのと坊主にするのは少し違います。
断髪願望の願いはその気になれば叶いますが女性が坊主にするのはハードルが高いです。